尿酸値の高いのはプリン体せい?原因は?改善しないとどうなる?

2016年3月30日

プリン体という名前よく聞くようになりましたよね?

どういうイメージがあるでしょうか?

私見も入りますが、プリン体=痛風という悪いイメージがありませんか?

痛風は、尿酸値が高くなること関係します。

そのためプリン体は、痛風になる悪玉として広く知られています。

では、プリン体を断ってしまえば、尿酸値は下がるのでしょうか?

今日は、尿酸値のあれこれについて紹介します。

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Contents

尿酸値の高いのはプリン体せい?

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プリン体は、細胞の核にある核酸の主成分であり、ほとんどの食べ物や飲み物に含まれまいるほかに、私たちの体の中にも存在しています。

尿酸の元になるということで、プリン体は、なにかと悪玉のように扱われます。

しかし、プリン体は生命活動で必要なものでもあり、体内で余ってしまった分が、分解されて尿酸になります。

この尿酸は、尿や汗で体外に排出されますが、排出される量は20%程度で、残りは体内に残ります。

そして、ここで残った尿酸が体液に溶け出したものの濃度を計ったものを尿酸値といいます。

尿酸値は、血液100mLの中に尿酸が何mg含まれているかを見るもので、限界量は7mgとされてます。

通常、尿酸値は、生産と排出バランスにより一定量に保たれています。

しかし、食べ過ぎ、飲み過ぎ、偏食などのプリン体の過剰摂取が原因で尿酸値が高くなります。

尿酸値が高くなるのは、生活習慣が原因になります。

尿酸値が高い原因は?

尿酸値を上げる原因について紹介します。

プリン体は、ほとんどの食べ物、飲み物に含まれており、体内でプリン体が分解されることで尿酸に変化します。

ですので食べ過ぎは、プリン体の過剰摂取になり、尿酸値が上がる原因になります。

そしてプリン体というと、よく引き合いに出されるのは、ビールなどのアルコール類です。

このアルコール類は、食べ物と比べてプリン体を含む量は、とても低いです。

例えば、ビール100mlに対してごはん(白米)100gは、プリン体が約2~4倍にもなります。

ちなみにビールは、アルコール類の中でプリン体が多いものに分類されます。

これだけ聞くとアルコールが尿酸値を高くするは、「嘘なのか」と思うでしょう。

アルコールが体内で分解される時に尿酸が作られる上に、その時にできる乳酸が尿酸の排出を遅らせて、体内に尿酸を蓄積させることが分かっています。

これで、プリン体を多く含むアルコール類を飲めばトリプルパンチなわけです。

最近では、「プリン体0」を謳ったアルコール類が多くありますが、尿酸値は上がります。

尿酸値を気にする方が、ビールを控えて、プリン体を含む量が少ない焼酎を飲んだりしますが、改善策になっているかは疑問ですね。

尿酸値が高いのを改善しないとどうなる?

尿酸値が高くなってしまうとどういった影響があるのか紹介します。

先でも紹介したように尿酸が体液中に溶ける限界量は7mg/100mlとされます。

溶けきれなかった尿酸は結晶となって関節など体の様々な部分に沈着します。

結晶が沈着が進むと、代表的な痛風や尿路結石、腎障害などの症状が出ることが想定されます。

当然こういった症状が出る前に、改善したいと思う方がほとんどでしょう。

改善策として専門家のがおすすめしているのは、以下の通りです。

1.食べ過ぎや偏食をせず、ゆっくり噛んで、食べること

2.アルコールは飲み過ぎず、休肝日をつくること

3.水分を十分(2L/1日以上)にとること

4.軽い運動をすること

5.ストレスをためないこと

筋トレなどの無酸素運動は、尿酸値を上げていまいますので、尿酸値が気になる方は有酸素運動をおすすめします。

おすすめの有酸素運動は、ウォーキング、サイクリング、水泳などがいいででしょう。

尿酸値が高くなる原因は、生活習慣にありますので、改善策は生活習慣を整えることにあります。

まとめ

今日は、尿酸値について紹介しました。

どうだったでしょうか?

様々な病気がありますが、生活習慣の改善で未然に防げる可能性があります。

まだ何ともないときやなり始めに対応すれば、大事に至りません。

是非とも、ご自愛してください。

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生活健康,尿酸値,痛風

Posted by susu