マーチン ギター弦 種類の違いは?マーチンアコースティックギター弦

2016年7月16日

ギター弦ってメーカーも一杯あって、同じメーカーでもシリーズや種類が一杯あって自分に合った弦を探すのって結構大変ですよね?

私も音を聞いたり音楽仲間に話を聞いたりとしてきて、やっと落ち着いてきました☆

今回はマーチンのマーチンアコースティックギター弦の種類に特徴ついて紹介していきますよ(*^_^*)

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Contents

マーチン ギター弦 種類の違いは?

マーチンアコースティックギター弦にはシリーズがあって、それぞれ特徴を持ったギター弦ですがお店に並んでいるのを見ると迷いますよね?

パッケージの違い(シリーズ)や弦の太さ(ゲージ)や材質などの選定基準があります。

これらの弦の太さ、材質、シリーズで絞り込んでいけば迷わず自分の好みの弦を見つけることができますよ。

マーチン ギター 弦の太さ(ゲージ)

マーチン ギター弦 種類の違いアコギ弦

パッケージにライトとかミディアムとか表記されているのは弦の太さ(ゲージ)を示しています。

一般的にはライトゲージ>ミディアムゲージ>ヘビーゲージの順によく使われています。

ゲージは良し悪しではなく、弾き心地や音のハリが違ってくるので目的別で選ぶ弦も変わってくると思います。

弦の太さと音質

おおよその想像はつきそうですが、弦の太さで音質は変わります。

弦は細いほどハリが弱いので繊細な音で高音域が強調され、太いほどハリが強いのでパワフルで低音域が強調されます。

弦の太さと弾き心地

弦が細くなれば弦が押えやすく、太くなれば弦を押えるのに力が必要になります。

慣れれば太くてもなんてことないのですが、ギター始め立ての方はちょっと手こずるかもしれません。

弦の太さとギターへの影響

ギターは木材で出来ているので、弦を張るとギターのネックに力が掛かりネックが反ります

ぐにゃーっとすごく曲がるわけではありませんが、ネックのナットからブリッジに向かうにつれて少しずつ弦高が高くなっていきます。

この反りは弦が太ければ太いほど力が加わるので反りは大きくなります。

じゃあ細い方がいいのね?というわけでもありません。

予めギターはこの反りがあるものと想定して作られているので、ネックは逆反りしています。

なので、弦が細いと今度は弦高は低くなります。

弦が低すぎると指で押えた次のフレットに触れてしまう(ビビり)ので上手く演奏ができません。

お持ちのギターによって反りの差が出ますので、弦高が高すぎたり低すぎたりする場合は弦の選定を見直した方が良いでしょう。

マーチン ギター 弦の材質

マーチンの弦を買いにお店に行くとブロンズ(BRONZE 80/20)とフォスファーブロンズ(Phosphor Bronze)なるものがあり、価格も違うし「何が違うの?」と迷います。

これらは材質の違いでブロンズは銅+スズで、フォスファーブロンズは銅+リンで作らています。

この材質の違いがブロンズとフォスファーブロンズそれぞれの特徴を作っています。

ブロンズとフォスファーブロンズの音質

ブロンズの音は一般的に低音~中音域の音がしっかりしており、音に深みがあるのでストローク向きの弦と言われます。

フォスファーブロンズは、はっきりした明るい感じで中音~高音域にメリハリがあり、音の伸びがあります。

ブロンズとフォスファーブロンズの耐久性

フォスファーブロンズはリンが少量含まれていることで、通常のブロンズに比べて耐食性に優れており、長持ちです。

私はそんなに長く同じ弦を張り続けないのでフォスファーブロンズを使っているときの長持ちな感じは実感したことがありません。

実際に使っている方曰くやはりブロンズに比べると弦を張り立て時の音が長持ちするようです。

ブロンズとフォスファーブロンズの弾き心地

フォスファーブロンズはブロンズに比べると手触りが滑らかで指の滑りが良く、ノイズも軽減されます。

マーチン ギター 弦のシリーズ

マーチンのアコースティックギター弦を見ていると数種類のパッケージがありますよね?

マーチンのアコースティックギター弦の定番『スタンダード・マーキス・SP』という3つのシリーズです。

価格が安い方からスタンダード<マーキス<SPなのでどれが高級かというとSPなのですが、当然シリーズで特徴が違います。

そして価格もものすごく離れているわけではないので、安心してください(^^ゞ

好みの弦は価格によらないと思いますので、各種類の特徴を紹介したいと思います。

マーチン スタンダード Martin Standard

マーチン ギター弦 種類の違いアコギ弦

MARTIN M140 Light 12-54 アコースティックギター弦

マーチンの最もスタンダードなギター弦であるためマーチンスタンダードと呼ばれます(*^^)ソノママ

アコギ弦では品質と求めやすい価格もあって一番人気でしょう。

スタンダードと言われるくらいアコギ弦の原点的な存在です。

音もこれぞブロンズ弦の音と感じるようになります。

弦の太さは、ライトゲージより細いカスタムライト(Custom Light)、エクストラライト(Extra Light)があります。

弦の太さは太い方からミディアム>ライト>カスタムライト>エクストラライト。

材質はブロンズの1択です。

マーチン マーキス Martin MARQUIS

マーチン ギター弦 種類の違いアコギ弦

MARTIN MARQUIS M2100 Light 12-54 アコースティックギター弦

弦のブリッジに固定する部分(ボールエンド部分)にシルクが巻かれていてしっかりと固定され、チューニングが安定します。

また巻かれたシルクでブリッジを守る働きもあります。

弦の太さは太い方からミディアム>ライト>エクストラライト。

材質はブロンズとフォスファーブロンズの2つです。

マーキスのフォスファーブロンズはエリック・クラプトンが愛用していた事で有名です。

マーチン SP Martin SP

マーチン ギター弦 種類の違いアコギ弦

MARTIN MSP4100 92/8 Phosphor Bronze Light アコースティックギター弦

最高級のマーチンのアコースティックギター弦です。

弦の太さは太い方からミディアム>ライト>カスタム>エクストラライト。

フォスファーブロンズのみミディアムとライトの中間のライトミディアムがあります。

材質はブロンズとフォスファーブロンズの2つです。

最高級のギターの弦を作るため製鉄メーカーの協力を得て作っただそうです。

フォスファーブロンズは1、2弦及び巻き弦の芯線がゴールドメッキでコーティングされており、見た目が煌びやかで綺麗です(*^_^*)

SPのフォスファーブロンズはマーチン製ギターの出荷時にも張られています。

マーチン ギター弦 種類の違いアコギ弦

MARTIN MSP7050 Phosphor Bronze Custom Light コーティング弦

またSPにはライフスパン(Lifespan)という音の質を維持し弦の寿命にこだわったシリーズもあります。

マーチン ギター 弦のシリーズと音質

マーチンのギター弦について紹介しましたが、音質については文章を見てイメージするより実際に聞くのが一番です。

スタンダード・マーキス・SPを比べた動画がありますので、どうぞ参考にしてください。

まとめ

マーチン ギター弦 種類の違いは?マーチンアコースティックギター弦

今回はマーチンのギター弦を紹介しましたが、他にもたくさんありますよね?

でも基本は弦の太さ・材質・シリーズで選定します。

メーカーによって違いがあるのですが、ギターとの相性もあるのでマーチンだけではなく色々気になった弦を試すと好みの音が見つかりますよ。

ただ私もですが基準にしているのはマーチンの弦です。

マーチンの弦を出発にしてギターと弦の関係を追究してみてください(*^_^*)

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