初詣はいつまでに行けばいい?神社とお寺はどっち?お参りの作法は?

2016年3月30日

年の始めといえば、初詣ですよね。

現在では、正月に初詣に行くのは、当たり前と言っても過言ではないでしょう。

参拝者の多いところでは、なんと300万人(1月1~3日)を越えます。

すっかり日本文化に染み込んだ初詣ですが、日本の多くの人が初詣をするようになったのは、明治の中頃からのようです。

どうやら初詣が、広がった背景には鉄道網の整備が関わっているようです。

その後は、鉄道会社や寺社仏閣の宣伝もあり今に至るということです。

どういう経緯があるにせよ、私たちには生まれたころから当たり前の行事ですので、今さら行かないという気にもなりませんよね?

それにしても、初詣は寒いですし、混雑していて中々行こうにも腰が重いものです。

どうせなら人が、空いてから行きたいけど初詣はいつまでに行けばいいのでしょうか。

また参拝はどこでもいいのでしょうか。

今日は、初詣について紹介します。

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初詣はいつまでに行けばいい?

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まず、確認しておきたいのは初詣はいつまでにいけばいいのか。

やはりイメージとしては、一般的に参拝者数が多い「三が日」でしょう。

しかし、子供もいたりだとか、そもそも人ゴミが嫌だという人は、出来れば「三が日」は避けたいものです。

日経新聞の記事を拝借しますと、「初詣は元日から3日までの「三が日」か、7日までの「松の内」の間にするのが一般的だ。」と書いてありました。

初詣は、「松の内」までに行くのが一般的だとのことです。

この「松の内」というのは、お正月によく見るであろう門松を飾ってある期間のことのよう神様をお迎えするために飾るそうです。

日経新聞には、「松の内」は正月7日までとありますが、地方にとってことなり関西方面だと正月15日までが「松の内」というところもあるそうです。

ちなみに正月7日までというのは、主に関東地方のようです。

結果として全国的に7日までに行けば、初詣は「良し」ということです。

正月から7日もあれば、重い腰も上がりそうですね。

初詣は神社とお寺はどっち?

初詣は神社に行くべきか、お寺に行くべきか考えたことってありますか?

毎年のことですから、特に迷わずどちらかに行っているかもしれませんね。

答えから言うと、これは別にどちらにいっても良いそうです。

実際に参拝者数のトップ10を見ると、神社もお寺ともに多くの人が訪れているようです。

2014年 三が日の参拝者数ランキング

1位  明治神宮(東京)    316万人

2位  川崎大師(神奈川)   302万人

3位  成田山新勝寺(千葉)  300万人

4位  浅草寺(東京)     283万人

5位  伏見稲荷神社(京都)  270万人

6位  鶴岡八幡宮(神奈川)  250万人

7位  住吉大社(大阪)    236万人

8位  熱田神宮(愛知)    230万人

9位  武蔵一宮氷川神社(埼玉)215万人

10位  太宰府天満宮(福岡)  200万人

  ≪参考≫乗換案内のジョルダン

ランキングを見ると日本では、神様も仏様も敬愛されていることが分かりますね。

安心して例年通りの神社とお寺に初詣してください。

初詣のお参りの作法は?

初詣の日程と参拝する神社やお寺を決めたらあとは、お参りです。

有名な神社やお寺に行く前に出来たら地元の神社にお参りしてください。

まずは、氏神さまと呼ばれる地元の神様にお礼をすることが大切とされているようです。

既にご存じ方も多いと思いますが、参拝の作法をおさらいしておきましょう。

まずは、神社の参拝からです。

1.鳥居の前で一礼
鳥居を中央突破しないように!

2.手水舎で身を清める

3.参拝をする
一礼をしてお賽銭を入れて、深く二礼、二拍手、深く一礼

良い動画がありましたので、参考にしてください。

次にお寺の参拝です。

1.山門の前で一礼

2.手水舎で身を清める(神社と同様)

3.鐘をつく
参拝後に鐘を鳴らす「戻り鐘」しないでください。

4.ロウソクとお線香を上げる

5.参拝する
お賽銭を入れて、鰐口を鳴らし、一礼をした後で胸の前で合掌、再度一礼

きっちりお参りすると気が引き締まります。

まとめ

初詣のあれこれ紹介でしたが、どうだったでしょうか?

初詣もしかりですが、当たり前のことになるとマンネリがしてしまって、ついだらけてしまいがちです。

初詣の文化はまだまだ浅いかもしれませんが、一年間ことを神様や仏様に報告にいって感謝するという文化は素晴らしいと思います。

一年の始まりを素晴らしい初詣から始めてください。