今回は、グルテンフリーについて紹介していきます。
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グルテンフリーって何?
少し前からグルテンフリーという言葉が、世間一般に広がりました。
既に言葉も意味も知っている方も多いと思いますが、グルテンフリーとは、麦類(小麦・大麦・ライ麦・オート麦など)含まれるグルテンを摂らない食事のことです。
グルテンには、腸内の悪玉菌を増やすと言われており、摂り過ぎると消化不良、便秘、下痢、むくみなどの体調不良の原因になるとも考えられています。
また、グルテンの消化する分解酵素を持っていない人は、アレルギーで腸の病気や、腸で栄養の吸収が出来なくなるセリアック病という病気になることもあります。
元々、グルテンフリーというのは、そういった病気を予防や改善するために考えられた食事療法でした。
ところが、特にこの食事療法を必要としていない人々が取り入れ、体調が良くなったという声があり、グルテンフリーが広がり注目を集めるようなり、現在に至るというワケです。
グルテンフリーの効果とは?
さて、感覚的に体調が良くなったという声は、私も友人から聞いていますが、具体的にどのようなことに効果があるのが気になりますよね?
グルテンフリーで得られる効果として、一番期待されるのが腸内環境の改善です。
グルテンによる悪玉菌を増やさない環境で、きれいな腸内を維持することで、健康の基礎を築きます。
腸が健康であれば、食事の吸収も良くなりますし、便秘やむくみなど改善にもなります。
また、腸が荒れていると肌が荒れるなど、腸の体調は肌にも表れることは、色んなメディアでも言われていますよね?
こういった健康だけではなく、美容の面でもグルテンフリーは注目されているのです。
他にもダイエットの方法としてグルテンフリーを取り入れている方もいます。
グルテンフリーは意味ないという声もある?
グルテンフリーに肯定的な声もあれば、否定的な声もあります。
ただし、ほとんどがグルテンフリーダイエットを否定するものでした。
否定的な意見のほとんどが、グルテンフリーダイエットの効果には医学的根拠や科学的根拠がないというものです。
グルテンフリーで痩せたというのは、これまで食べていたパスタ、ピザ、パンなどの高カロリーなもの控えただけで、グルテンはあんまり関係ないんじゃないと考えられいます。
こうした、グルテンフリーダイエットを否定している方も、アレルギーや腸疾患はもちろん、下痢や便秘で悩んでいる方にはグルテン(特に小麦)を避けるのが無難と言われています。
そのため、健康面で特にお腹の調子を改善したい方には、グルテンフリーは試してみる価値はありそうですね。
そういったことで、日頃お腹がゴロゴロしているのが、悩みの私はもお試しで2週間グルテンフリーをやってみました。
そして、結果的に言えば、特に何も変化がありませんでした。
やってみた感想としては、ピザやラーメンなどの高カロリーの食品を食べれない良いダイエットの口実には、なるかなと思いました。
まあ、高カロリーな食品を制限出来たからよかったという感想だと、グルテンは関係ないんですけどね。
また、合わせて思ったのが小麦は多くの食品に含まれているので、どこも悪くないのに厳しくグルテンフリーをやろうと思うと、結構つらいです。
今回、スーパーで買い出しの時に、すごく表示を見るようになって、こんなものにまで小麦は使われているのかと勉強になりました。
例えば、パン、ケーキ、パスタ、うどんなどの麺類はもちろんですが、醤油、味噌などの調味料にも小麦が含まれていることがあります。
これら調味料に含まれる少量のグルテンまで、私のように「健康のためにちょっとグルテンフリーをやってみよっかな☆」くらいの勢いで制限すると、食事が摂りにくくなりますし、すぐに嫌になってしまいます。
そして、グルテンの摂り過ぎが悪いのであって、いきなり完全に麦類を摂らないのは、栄養バランスを考えれば悪影響を及ぼしかねないので、やってみるならグルテンを減らすところから始めてみましょう。
ちなみにグルテンの量は、強力粉>中力粉>薄力粉の順で多く、大麦やライ麦はグルテンが比較的に少ないです。
お試しグルテンフリーなら、この強力粉~中力粉を使った食品を制限してみるところからすると入りやすいと思います。
小麦でも強力粉にはグルテンが多く含まれており、パン、ピザ、パスタが、それに当たります。
グルテン制限をやってみて、そこから、体調が良くなればグルテンを摂り過ぎていたか、グルテンに過敏に反応していまう体質などが考えられます。
その場合、もしグルテンフリーに移行しようと検討するなら、お医者さんに相談することをオススメします。
まとめ
グルテンフリーって何?
- 麦類(小麦・大麦・ライ麦・オート麦など)含まれるグルテンを摂らない食事
- 元々、グルテンフリーというのは、アレルギーで腸の病気を予防や改善するために考えられた食事療法
グルテンフリーの効果とは?
- 一番期待されるのが腸内環境の改善で、下痢・便秘・肌荒れなどに影響があると考えられる
グルテンフリーは意味ないという声もある?
- グルテンフリーダイエットを否定的な意見が多い
- 健康面では、下痢や便秘で悩んでいる方にはグルテン(特に小麦)を避けるのが無難と言われいる
- 健康な方は、グルテンフリーよりグルテンの摂取を抑える制限から始めるところからが良い
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