男性であれば薄毛の恐怖は、誰もが味わうはずです。
薄毛になったものは、しょうがないにしても、出来れば予防したいですよね?
今回は、シャンプーでする薄毛対策について紹介します。
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シャンプーで薄毛対策!
あなたは、普段どのようにシャンプーをしていますか?
薄毛や抜け毛が気になり始めると、シャンプーは出来るだけチャチャッと終わらせてしまっている方が結構います。
でも、チャチャッと手早く洗っただけでは、髪の毛の汚れは落ちても、頭皮の汚れは落ちていないでしょう。
薄毛の予防をするためには、この頭皮の汚れを落とすことが重要になります。
でも、抜け毛が気になるよ。。。
と言う方もいるかもしれませんが、抜け毛は誰でもあることで、1日に約100本程度髪の毛は抜け落ちます。
もし、気になってしまう方は、髪の毛を洗う前にブラッシングをしてみて下さい。
髪の毛を洗うことが抜け毛の原因でないことが分かりますよ。
そして、抜けた後は必ず新しい髪の毛が生えてくるのですが、このときに、頭皮の状態が悪いと細く弱い髪の毛になってしまいます。
髪の毛が細くなると、髪の毛の量があっても薄く見えてしまいますよね?
そして、頭皮の状態が悪いというのは、頭皮の不衛生であることと頭皮の血行不良であることです。
頭皮に汚れが残ると雑菌繁殖の温床となり、髪の健康を阻害する原因になることももちろんですが、加齢臭の原因にもなってダブルパンチ!
そして、血行が悪いと髪の毛に栄養が十分に行き渡らず、髪の毛の健康を保つことが出来ません。
シャンプーのやり方次第で、この2つのポイントを改善することが出来ます。
逆に言えば、シャンプーを疎かにしてしまえば、悪循環に陥って薄毛まっしぐら!
しっかりとシャンプーで頭皮の汚れを落として、薄毛対策をしていきましょう。
薄毛対策 シャンプーの仕方?
薄毛予防のシャンプーの仕方としてポイントになる工程は、次の3つです。
- シャンプー前のすすぎ
- 髪の毛と頭皮の洗い方
- シャンプー後のすすぎ
この工程を一つずつ見ていきましょう。
シャンプー前のすすぎ
シャンプー前に頭をシャワーで濡らすと思いますが、これをサッとして、すぐにシャンプーをしていませんか?
髪の毛と頭皮の汚れを落とす仕事をするのは、シャンプーでしょ?と思われるかもしれませんが、シャンプー前のすすぎはとても重要な工程です。
シャンプー前のすすぎをしっかりすることで、髪の毛や頭皮の汚れの80%は落とせると言われています。
逆にこの工程を疎かにしていしまうと、水分が頭皮まで行き渡らず、シャンプーが刺激になったり、泡立ちも悪くなりしっかりと頭皮の汚れを落とせなくなってしまいます。
また、それ以外にもお湯のすすぎでしっかりと汚れを落とすことで、シャンプーをする時間を短くして、髪の毛の洗い過ぎや頭皮への刺激を軽減することも出来ます。
そのため、シャンプー前のすすぎは、手を抜かず入念に行いましょう。
頭皮に届くような感じで1~2分程度と少し長く感じるくらいを目安にすすぎましょう。
ちなみに私は、湯船に潜って両手で頭をマッサージします。
髪の毛と頭皮の洗い方
シャンプー前のすすぎで80%の汚れを落として、残りの20%の汚れを落とすのがシャンプーです。
洗い方は、何も難しいことはありません。
まず、シャンプーを手のひらに出して、軽く泡立てたら頭頂部、両側頭部、後頭部の髪の毛と頭皮に馴染ませます。
そこから、生え際から頭頂部に向かって、下から上に指の腹の部分で優しくマッサージするように洗っていきます。
このとき、空気を含ませるようなイメージで指を動かしていくと、シャンプーがきめ細やかに泡立ちます。
シャンプーを泡立てた方が、洗う時の髪の毛への摩擦が軽減出来るので傷つきにくくなります。
私は、泡立ちがよくなるため螺旋を描くように洗っていますが、小刻みに横やジグザグにに動かしたり、揉むように洗ってもOKです。
前から後ろに順に少しずつ移動しながら洗っていけば、部分的に洗い忘れることもありません。
だたし、爪を立てたりすると、頭皮や髪の毛にダメージを与えることもあるで、注意して下さいね。
シャンプーは、汚れを落とす目的で行うのが普通だと思いますが、ここではマッサージすることもポイントになってきます。
血液が栄養を細胞に運搬して再生していることは良く知られていますが、髪の毛も同じで血液によって成長や再生をしています。
血行不良は髪の毛の成長が遅くなったり、止まってしまったりする原因になります。
そのため、滞りがちな頭皮の血流をマッサージすることで良くすることが大切になるワケです。
シャンプー後のすすぎ
シャンプーでキレイに汚れを落としたら、シャンプーを流していくと思いますが、このときシャンプーの流し残しに注意してください。
シャンプーの流し残しがあると頭皮を刺激したり、残ったシャンプーが酸化して雑菌繁殖の原因になることがあります。
雑菌が繁殖すると、頭皮や髪の毛の健康にも悪影響ですし、臭いの原因にもなります。
シャンプー後は、ぬめりがなくなるまでしっかりと洗い流しましょう。
すすぎの際は、シャンプーしたときのようにマッサージしながら、少し時間をかけて丁寧にすると良いでしょう。
私の経験上、生え際は結構シャンプーが残りやすいので、生え際の流し残しに要注意です。
そして、シャンプーをした後は、必ずリンスやコンディショナーをする方も多いと思いますが、男性の場合短髪で皮脂分泌が多い方が多いので必ずしもしつようではありません。
リンスやコンディショナーは髪の毛がきしんだり、傷みが気になる時だけで十分です。
シャンプーと同じくリンスやコンディショナーにも正しい使い方がありますので、要注意です。
check!!>>>リンス コンディショナーの違いは?使い方や洗い方は?薄毛にならないシャンプーの回数は?
シャンプーの回数については、1回の入浴時に2回や朝晩の2回など色んな情報がありますね。
しかし、これは万人に当てはまった回数ではないと思います。
人によっては、頭皮が乾燥気味の方、脂性気味の方などに加えて、そのどちらかでもどれくらい乾燥気味なのか?どれくらい脂性気味なのか?などもありますよね?
もし、頭皮が乾燥気味の方が、1日に2回も3回もシャンプーをしていたら、より頭皮が乾燥しやすくなってしまいます。
また、脂性気味の方でも過度にシャンプーをしていれば乾燥気味になったり、より皮脂を分泌したりすつこともあるでしょう。
皮脂は、一度落とすと回復するのは2~3日後と言われています。
髪の毛や頭皮の汚れは丁寧に洗えばお湯だけでも80%は落とせますし、乾燥気味の方は2日に1回、特に条件がなくても2~3日に1回で十分ということも言われます。
ただ、毎日仕事などで汗をかいたり、大気中のゴミやほこりを被っていると考えると、通常であれば、毎日夜に1回シャンプーをするのが、健康的な頭皮を保つには妥当でしょう。
もし、寝汗をかいたりしてそれが気になるという場合は、朝はシャンプーを使わずにお湯で流すだけにしましょう。
とはいえ、どんなヘアケアをするにしても、ご自身の頭皮の肌質や状態を知っておくのが大切です。
そうすれば、シャンプーなどのヘアケアアイテムの選び方も変わってくると思います。
まとめ
check!!シャンプーで薄毛対策!- 頭皮の不衛生、血行不良は薄毛の原因になる
- シャンプー前のすすぎは丁寧に
- シャンプーしながらマッサージして、汚れを落とし血行促進
- 洗い残しに注意
- 基本的には毎日夜に1回で十分であり、回数については肌に合わせることが大切
参考書籍
細川ひろ子. “第1章 ヘアケアの常識・非常識”. 解決!大人の髪のSOS.講談社, 2014, 16-23
原田忠. “第3章 ヘアケアによって印象は大きく変わる”. 一流の男のボディケア.PHP研究所, 2013, 102-103
戸賀敬城. “第2章 男の髪ルール”. デキる男の正解美容.講談社, 2013, 82-84
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