リンス コンディショナーの違いは?使い方や洗い方は?

2017年2月24日

続々と新商品が出るヘアケア製品。

色々あって区別が付きづらいですよね?

身近なところで言うと、リンスとコンディショナーあります。

大体、シャンプーと一緒に同じブランドの同じシリーズを購入されることが多いと思いますが、シャンプー&リンス、シャンプー&コンディショナーのコンビだと思います。

この組み合わせだと、リンスとコンディショナーの役割は同じような気もしますよね。

出来れば、役割を知った上で自分にあったヘアケアをしたいという方は多いはず!

そこで、今回はリンスとコンディショナーの違いや使い方・洗い方を紹介していきます。

Contents

リンス コンディショナーの違いは?

リンス コンディショナーの違いは?使い方や洗い方は?

リンスやコンディショナーは、シャンプーの後にするというのは広く知れていると思いますが、リンスとコンディショナーをする目的はココにあります。

シャンプーは、髪の毛や頭皮の汚れとを落とすのですが、その時一緒に髪の毛に必要な分の皮脂も落としています。

髪の毛に適度な油分がないと、髪の毛から水分がどんどん抜け出していきます。

そうすると、髪の毛は乾燥して髪の毛のツヤがなくなりパサパサになったり、静電気が起きやすくなったりと髪の毛へがダメージを受けやすくなります。

このシャンプーで落とした油分を補うためにリンスとコンディショナーするのです。

また、髪の毛に油分がないと、紫外線や摩擦などの刺激を直接受けることにもなります。

そういった、髪の毛のダメージを軽減するためにも、リンスとコンディショナーは必要になってきます。

“シャンプーで落とした皮脂(油分)を補う”、ここまでの役割はリンスとコンディショナーどちらも同じです。

では、どこに違いがあるのか?

コンディショナーと呼ばれるものには髪の毛の油分を補う以外にも、髪の内部に浸透して傷んだ髪の毛を補修するトリートメント効果を併せ持つものが多いです。

ただし、リンスとコンディショナーの定義は統一されているわけではないので、あくまでもコンディショナーにはそういった製品が多いということです。

効果については、製品によって違うので一度製品の表示を見て、自分に合うものを探してみて下さい。

リンス コンディショナーの使い方

リンスとコンディショナーの違いを知るとともに、髪の毛の健康維持のためにリンスやコンディショナーが必要であることが分かりました。

しかし、リンスやコンディショナーでハゲるという噂がありましよね?

ハゲるという根拠は、リンスやコンディショナーが頭皮の毛穴に詰まるからというところにあります。

確かに、毛穴が詰まると皮脂が頭皮や髪の毛に行き渡らずに乾燥しやすく、髪の毛がダメージを負いやすくなります。

また、毛穴を塞いだ汚れが酸化して雑菌の温床となって健康な髪の毛が育ちにくくなりますし、臭いの原因にもなります。

ただし、これはリンスやコンディショナーの使い方を間違った場合に起こりうることです。

リンスやコンディショナーは、髪の毛を保護するものです。

頭皮につけるものでは、ありません。

シャンプーは、頭皮の汚れを落とすため、頭皮をマッサージするように丁寧に洗っていきますよね?

check!!>>>シャンプーで薄毛対策!シャンプーの仕方は?シャンプーの回数は?
check!!>>>頭皮 マッサージの効果は?痛いのはなぜ?頭皮 マッサージの方法は?

リンスやコンディショナーも、ついつい癖でシャンプーをするときと同じように洗っているという方もいると思います。

しかし、シャンプーと同じような洗い方をしてはいけません。

リンスやコンディショナーやコンディショナーは、毛先を中心に髪の毛の傷みが気になる部分につけていくのが正しい使い方です。

でも、髪の毛の根本も気になるよ!

と思われるかもしれませんが、頭皮の状態が健康であれば、頭皮から出る皮脂である程度の範囲は油分を補うことが出来ます。

そのため、短髪の方や皮脂分泌が多いと感じる方は、必ずしもシャンプーの後にリンスやコンディショナーを必要としません。

最近は、男性でも美容の意識が高いですから、リンスやコンディショナーを使われている方も多いです。

しかし、男性は短髪で皮脂分泌が多い場合が多いですから、リンスやコンディショナーの使用は様子を見ながら使うべきでしょう。

リンスやコンディショナーを使うのは、シャンプー後に髪の毛のきしみを感じたり、髪の毛の傷みが気になるときだけで十分です。

リンス コンディショナーの洗い方

リンスとコンディショナーの正しい使い方を知った上で、具体的に洗い方を見ていきましょう。

基本的には、毛先を中心に揉みこむようにリンスやコンディショナーを馴染ませます。

出来れば、リンスやコンディショナーを揉みこんだ後にクシ(コーム)を使って下さい。

そうすることで、まんべんなくリンスやコンディショナーを馴染ませることが出来ます。

リンスやコンディショナーを馴染ませた後は、右手左手を交互に少し髪の毛を引っ張るようにして手を滑らせていきます。

そして、3~5分しばらく時間を置いて、しっかりとぬめりがなくなるまで洗い流します。

置き時間は目安として紹介していますが、お使いのリンスやコンディショナーの説明を参考にされるとより効果を得ることが出来ると思います。

何だかぬめりがなくなると、リンスやコンディショナーの効果がなくなるような気すると思いましたか?

ですが、ぬめりが残るほどリンスやコンディショナーが残ってしまうと、髪の毛のベタつきの原因になりますのでしっかりと洗い流してください。

また、再三になりますが、リンスやコンディショナーは毛先に塗り込み、頭皮には塗り込まないように注意してください。

そして、髪の毛の根本にリンスやコンディショナーを付ける必要もありません。

髪の毛の根本にリンスやコンディショナーを付けると、髪の毛が重たくなって髪の毛のボリュームがなくなったような感じになることもあります。

まとめ

check!!リンス コンディショナーの違いは?

どちらも髪の毛の油分を補うもの

コンディショナーは、トリートメント効果を併せ持つものが多い

check!!リンス コンディショナーの使い方

リンスやコンディショナーは毛先に使う

短髪・皮脂分泌が多い方には必ずしも必要ではない

check!!頭皮に塗り込むのはNG!

リンス コンディショナーの洗い方

しっかりと髪の毛に馴染ませる

しっかりとぬめりがなくなるまで洗い流す

参考書籍
細川ひろ子. “第3章 大人の髪のエイジングケア". 解決!大人の髪のSOS.講談社, 2014, 28-31, 122-123
植木理恵. “第2章 日々のお手入れと悩みの改善". おとなのヘアケア読本.技術評論社, 2013, 48-49
山崎伊久江. “第5章 髪をよくするヘアケア、悪くするヘアケア". 髪は弱酸性でどんどんよくなる.ジュンク堂書店, 2011, 172-173