サッカーの背番号 10の意味とは?10の印象は?

2016年3月30日

世界で愛されているスポーツといえば「サッカー」です。

日本でも最近、強豪までとはいきませんが、世界と戦えるまでに成長し国際大会が盛り上がりを見せます。

サッカーは、それ自体が面白いスポーツですが、人気の裏にはやはり選手がいます。

サッカー選手を夢見るちびっこや選手の人間的な部分を好きになる人や応援の仕方や好きな部分はたくさんあります。

そして、どんなファンも魅了するのは、背番号10を背負った選手です。

今日は、サッカー背番号10について紹介します。

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サッカーの背番号 10の意味とは?

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背番号10といえば、誰もが認めるエースナンバーです。

我らが、日本代表では、ラモス(現岐阜監督)、名波(現磐田監督)、中村(横浜FM)らが歴代の10番を背負いました。

今は、ドイツで活躍している香川選手(ドルトムント)が、10番を受け継いでいます。

サッカーで10番がエースナンバーという価値を得たのは、あの有名なキング・ペレだと言われています。

ご存じの人も多いと思いますが、ペレの実績は、ブラジルを3度のワールドカップ優勝に導いたエースストライカーです。

これ以降、10番=エースと見られるようになり、チームのエースが背負う番号になりました。

サッカーは、11人の競技ですので、もちろんチームプレーが非常に大切です。

その中で、10番はどんな苦境にも立ち向かい、持ち勝負を決める力を持っていなければなりません。

現代のサッカーを象徴する背番号10であるメッシも、個人で状況を打破する能力を持ち数々の勝負を決めてきました。

彼は、サッカー史上最高の選手と言われています。

どのチームの背番号10、特にナショナルチームの背番号10を背負った選手は、史上最高の選手という評価の競争に名乗りを上げるのにふさわしい覚悟と実力がことができる選手だけが、背負うことができます。

日本代表の背番号 10の印象は?

日本代表の10番というと、その印象はファンタジスタ系でしょう。

ファンタジスタとは、いわゆるメッシのように勝負を決めるタイプというより、ゲームを作ったり、テクニックで魅了するタイプの選手です。

世界でいうファンタジスタの代表は、ロベルト・バッジオでしょうか。

日本でも、Jリーグ開幕後の日本代表はファンタジスタが10番を背負っています。

先でも上げたラモス、名波、中村です。

この3名は、全員が卓越した技術とキック精度を持ってゲームを作るタイプでした。

特に、中村俊輔は代名詞のフリーキックと抜群の足元の技術で日本で長い間10番を背負いました。

印象に残っているプレーは、コンフェデの対ブラジル戦でのスーパーミドル(動画8:45)とチャンピオンズリーグの対マンU戦のFK(動画最初と9:14)です。

中村俊輔の同時代に、中田、小野、稲本、高原がいてかなり夢を見させてもらいました。

中村は、2度のワールドカップでは、コンディション不良もあり活躍は出来ませんでしたが、ワールドカップに出場するためには、彼の力が不可欠だったことは確かでしょう。

日本代表の背番号 10のこれから

現代のサッカーは、陣形がコンパクトになり、厳しくプレスが一般的になったため、選手には狭いスペースでプレーが求められるようになりました。

そういった時代の移り変わりで、10番のプレースタイルもファンタジスタから勝負を決めるエースストライカーに変わりました。

現在、史上最高の選手の呼び声が高いメッシやマンUのルーニーのタイプの選手です。

日本でも、10番は香川真司に受け継がれ、やはりそのプレースタイルは今までのファンタジスタとは違う、勝負を決めにいくタイプでしょう。

香川は、点を獲る力以外にも、最近ではゲームを作る能力も注目されています。

良い若手も多く出てきているので、これからも日本サッカーが楽しみです。

まとめ

サッカー背番号10についての紹介、どうだったでしょうか?

私は、いちサッカーファンとして、成長していく日本のサッカーが楽しいです。

子供たち、特に今の小・中学生は、私たちの時代とはレベルが違います。

勝負の世界ですので、苦しい時も楽しい時もありますが、これからも応援しましょう。