真空パックは腐らない?保存期間は?保存方法は?

2016年4月28日

保存方法で定番と言えば、缶詰や真空パックです。

特に真空パックは家庭でもできる用品もあるので、馴染みが深いですよね。

長期保存が出来るというのは、家計にとっても大変うれしいです。

以前、「缶詰は腐らない理由は?」という記事を書きましたが、今回は「真空パックは腐らない?」のかを紹介します。

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真空パックは腐らない?

真空パックは腐らない?

真空パックは腐らないのかについてですが、市販の真空パックの食品であれば、保健所などで指導を受けているはずなので、滅菌処理をしているはずです。

そのため、パックがしっかり空気を透過しないものであり、パックに外傷や変形や適切な保存をしていれば、賞味期限が切れてもすぐに食べれなくなることはないでしょう。

しかし、家庭用の真空パック器を使用した場合は滅菌処理をしていないので、食品は劣化しますし、結果的には腐ります。

缶詰にしても真空パックにしても大切なのは、重要なのは滅菌(主に煮沸)処理です。

ただ、真空状態にすることで腐敗の元となる微生物の活動が鈍くなるのは確かで、鮮度や味を保つ意味ではとても有効です。

しかし、真空状態といっても、空気が極めて少ない状態というだけで、空気が無であるわけではありません。

空気が極めて少ない状態でも活動できる微生物も存在し、実際に滅菌処理を怠った真空パック食品で食中毒事件が起きたりしています。

家庭で真空パック保存をする時は、決して過信せず少し日持ちさせる程度に思っていた方が良いでしょう。

真空パックの保存期間は?

家庭用の真空パック器を使って専用袋を使ってたとして、通常の消費期限の1.5~2倍程度の期間は保存できるようです。

例えば通常、冷蔵庫で3日の消費期限の牛肉・豚肉・鶏肉・魚などは、5日程度保存できるようです。

家庭で作ったシチューやカレーも、冷蔵庫で1週間程度は保存できるようです。【参考:大作商事】

家庭では、無菌室もありませんし、完全に無菌で保存をすることはできません。

家庭では完全に無菌状態で真空パックにはできないと思います。

真空パックが膨張していたり、少し開いていたりしていたら、微生物が侵入して、腐敗が進んでいる可能性があります。

特に真空パックが穴も空いていないのに、膨張している場合は腐敗が進みガスが発生している可能性があります。

真空パックの保存方法は?

真空パックは、冷凍ができるというメリットがあります。

缶詰は冷凍できませんので、真空パックの大きな長所です。

そして、気温が低い状態だと微生物は死滅はしませんが、活動が鈍ると言われています。

特に冷凍庫の温度では、活動ができない微生物もいます。

ただ冷凍も風味や鮮度は落ちますので、鮮度を保つ目的であればチルドをおすすめします。

まとめ

真空パックは腐らない?保存期間は?保存方法は?

真空パックは腐らない?

1.市販の真空パックの食品は滅菌処理をしているので、腐りにくい

2.家庭用の真空パック器を使用した場合は滅菌処理をしていない食品は腐る

真空パックの保存期間は?

1.家庭用の真空パック器、専用袋を使って、通常の消費期限の1.5~2倍程保存できる

真空パックの保存方法は?

1.長期保存するなら真空パック+冷凍がおすすめ