二日酔いで冷や汗がでるのはナゼ?冷や汗が出たらどうする?

飲んでいる時は何ともないのに、翌日になると辛い。

私も二日酔いについては、なかなか学習しません(;^_^A アセ

そんな二日酔いにも色々症状があります。

代表的なもので言うと、頭痛や吐き気ですね。

そして、加齢もあるのか、若い頃はなかった動悸などが症状に加わったりします。

普段はない症状が、二日酔いの時だけ表れるって、怖いですよね。

今回は、そんな二日酔いの症状の一つである「冷や汗」について調べたことをまとめました。

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二日酔いで冷や汗がでるのはナゼ?

二日酔いで冷や汗がでるのはナゼ?冷や汗が出たらどうする?

二日酔いの原因は、アルコールを分解して出来るアセトアルデヒドという毒素です。

アセトアルデヒドの血液中の濃度が高い酔っぱらった状態になります。

二日酔いでは、飲んだお酒のアルコールを分解しきれずに、まだアセトアルデヒドが排出されず残っている状態です。

この状態が、頭痛や吐き気という症状の原因になりますし、冷や汗も同じくアセトアルデヒドの作用が関係しています。

アセトアルデヒドは、血管を拡張して血圧を下げる作用があると考えられています。

低血圧になると、脳まで十分に血液が回らなくなり、脳貧血という動悸や冷や汗などを伴う症状を起こすことがあります。

脳貧血は、急に立ち上がったときに起こることが多いため立ちくらみや起立性低血圧と呼ばれることもあり、特にお酒を飲むとすぐに顔が赤くなってしまう体質の方がなりやすいようです。

お酒を飲んですぐに顔が赤くなってしまう方は、アルコールの分解が苦手な体質です。

そのため、少量の飲酒でも気分が悪くなったり、二日酔いになりやすくなります。

しかし、お酒が強いと自負している方でも油断は禁物です。

お酒の強い、弱いに関係なく起こるのが、低血糖です。

低血糖は、お酒を飲むときに食事をあまり摂らないという方に起きやすく、アルコールによる肝臓からのブドウ糖の放出の抑制で、血糖値が下がることで起こります。

症状は冷や汗や動悸、震え、だるさ、空腹感などです。

飲んだ後のラーメン!は、血糖値を上げるために体が求めているとも言われます。

また、二日酔いで起こりやすい脱水状態の症状にも冷や汗はあります。

脱水症の症状には、冷や汗の他にめまい、頭痛、そして口の中に強い渇きを感じ、唾液や尿の量も減ります。

二日酔いの時にアッツイお風呂に入るというのも、脱水症を招く原因になることがあります。

脳貧血、低血糖、脱水症は、代表的な二日酔いの症状です。

もし、長期間たくさんのお酒を飲み続けているという方で、動悸や足のむくみなども感じる場合は、心臓疾患の可能性も否定できません。

たくさんのお酒を飲み続けていると高血圧になり、心筋に負担をかけるため、心臓全体が肥大してしまいます。

心臓全体が肥大する(アルコール性心筋症)と、心房細動という不整脈になることがあり、心筋梗塞や脳梗塞のリスクを高めると言われています。

冷や汗は、心筋梗塞や脳梗塞の前兆にある症状ですし、二日酔いで起こりやすい脱水症は心筋梗塞や脳梗塞のリスクを高めます。

冷や汗以外の症状では、心筋梗塞が強烈な胸の痛み、強い息苦しさ、胸の圧迫感、動悸、冷や汗、吐き気、嘔吐などです。

また、痛みは胸だけではなく、背中やみぞおち、肩にまで広がることもあるそうです。

脳梗塞は、片方の手足のしびれ、ろれつが回らない、言葉が出ない・理解できない、視野が欠ける・二重に見える、ふらつき、めまい、水や食べ物を飲み込みづらくなったりなどがあります。

また、意外と思われるかもしれませんが、二日酔いでの冷や汗はパニック障害という可能性もあります。

二日酔いで初めてパニック発作にあうことは珍しくないようで、冷や汗と共に不安感や焦燥感も感じる方は、精神面が原因の可能性もあります。

二日酔いで冷や汗が出たらどうする?

まず、基本的には飲み過ぎないこと、脳貧血、低血糖、脱水症を予防することです。

これらを予防するには水分補給が非常に大切です。

水分を補給することで、脱水症は予防できますし、スポーツドリンクで糖分やミネラルを補給すれば、脳貧血や低血糖も予防できます。

水分を摂り代謝を活性化させ、しっかりと休養することで、お酒も抜けて二日酔いも快方へ向かいます。

また、お酒を飲んでいる時に脳貧血になってしまう方は、急に立ち上がることで起こしやすくなりますので、頭を下げてゆっくりと立ち上がりましょう。

重力の関係で血液は下半身にたまりやすいので、ふくらはぎをマッサージすることで、脳貧血の予防になると言われています。

ふくらはぎの筋肉は血液を押し上げて心臓へ血液を戻す役割をもっており、「第二の心臓」と呼ばれいます。

重力に逆らって血液を戻すわけですから、なかなかのパワーが必要です。

そのため、ふくらはぎをマッサージをしたり、普段からウオーキングなどでふくらはぎの筋肉を鍛えておくことと脳貧血の予防になります。

そして、いつもの二日酔いと違うと感じるのであれば、是非とも病院に行ってください。

心臓疾患であれば循環器内科、精神疾患であれば精神科か心療内科で診てもらいますが、まずは、かかりつけの内科院で相談しましょう。

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まとめ

今回は、二日酔いと冷や汗についてでしたが、どうだったでしょうか?

二日酔いで冷や汗を起こす原因は、大きく3つで脳貧血、低血糖、脱水症です。

これらに対処するためには、水分補給が最善で最高です。

また、ちょっといつもの二日酔いと違うと感じることがあれば、病が隠れている可能性もありますので、是非とも病院へ。