母の日って日本だけ?始まりは?カーネーションって日本だけ?
今回は、母の日の由来について紹介していきます。
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母の日って日本だけ?
日本には、何かと「○○の日」という記念日があります。
しかも、そんな「○○の日」とか「○○デー」などのイベントが年々増えているような気がします。
そして、これらの日には、何かを敬ったり、喜んだりなど、色んな思いを馳せる日ではありますが、経済的に見るとビジネスチャンスの日です。
あちらこちらで、「○○の日」、「○○デー」特集やセールといった商戦が繰り広げられています。
あふれ返る「○○の日」、「○○デー」の一つに、5月の第2日曜日の母の日があり、母の日も商業的に出来た日の一つなんじゃないの?と思っている方も多いのでしょう。
そんなことを考えると思うのは、母の日って日本だけのイベントじゃないの?という疑問も出てきます。
さて、母の日は日本だけのイベントなのでしょうか?
母の日は日本が起源?
母の日は、日本だけのイベントではなく、世界で日は違えど母の日があります。
起源の定説になっているのは、アメリカの母の日で、1914年に正式に国民の祝日として制定されました。
このときに世界で初めての国を挙げての「母の日」が誕生したわけです。
アメリカの母の日は、5月の第2日曜日で、日本の母の日もこれを倣いました。
オーストラリア、フィンランド、タイなどが、アメリカ、日本以外にも5月の第2日曜日を母の日としている国です。
他の国にも別の日で母の日はあり、世界のほとんどの国に形は違えど母の日が存在しています。
母の日の日本での始まりは?
日本で5月の第2日曜日が母の日となったのは、戦後で1947年のことです。
では、それまでは母の日がなかったのか?というと、そんなことはありません。
実は、大正時代に母の日は、日本に存在していました。
しかし、この頃は、日本のキリスト教会で行われていただけのようで、広く母の日が行われていたわけではないようです。
しばらくして、香淳皇后(昭和天皇后)様の誕生日である3月6日を「母の日」となりました。
そこから、とある製菓会社が普及活動をし、全国的に広く知られるようになったそうです。
なぜ、普及活動をしたのかは、お察しの通りだと思います。
母の日のカーネーションって日本だけ?
母の日に贈るものといえば、カーネーションですよね。
カーネーションを贈る理由が、まさか“母(かあ)ネーション”とか言う、日本お得意の洒落では?と思っている方はいませんか?
では、なぜ母の日にはカーネーションを贈るのでしょうか?
母の日とカーネーションの関係は、アメリカのある女性にあります。
この女性が母の日が出来るきっかけにもなった女性で、亡くなった母を追悼するために教会で女性の母親が好きだったカーネーションを配っていたそうです。
そして、母親に感謝する日を祝日にするために運動を続けたことで、正式に母の日が誕生したのです。
こうして、母の日には、カーネーションを胸に飾り感謝の気持ちを表すようになりました。
母親が健在な方は赤いカーネーション、母親が亡くなった方は白いカーネーションを胸に飾るのだそうです。
現在、母の日にカーネーションを贈るようになったのは、この習慣が変化したものだと言われています。
今、カーネーションをプレゼントとして、贈ることも少なくなっているような気がしますが、この由来を知るととても素敵なプレゼントに思えますね。
毎年、プレゼント選びが大変で迷われている方も少なくないでしょう。
ストレートにカーネーションを贈って感謝の気持ちを伝えると喜ばれるのではないでしょうか?
まとめ
母の日って日本だけ?
- 日本の母の日はアメリカ由来
- 世界のほとんどの国に母の日はある
母の日の日本での始まりは?
- 大正時代にキリスト教会で行われ、正式には戦後に母の日につくられた
母の日のカーネーションって日本だけ?
- カーネーションを贈るのは、アメリカ由来で元々は胸に飾っていた
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