履歴書 封筒の書き方は？入れ方や折り方は？どう封をする？
履歴書を書くのって、気を遣いますよね？
ビジネス上、マナーや気遣いは大切ですので、企業側も一般常識あるかどうかを見ています。
これらの失敗が決定的に選考に影響することは、ないかもしれませんが、担当者の心証には少し影響があるかもしれません。
多くのライバルと競い合う就職活動では、この少しの差が命運を分けることもあります。
企業の採用担当者が、一つの応募書類に目を通す時間は1～2分と言われていますし、意外と些細なことですが、悪い印象に残りかねません。
そこで、今回は、履歴書の封筒の住所・宛名の書き方や書類の入れ方・折り方などを紹介します。
チェック！！＞＞＞履歴書 資格欄の書き方は？書けるものは？ないときはどうする？
Contents
履歴書の封筒の書き方は？
最初に履歴書の封筒に住所・宛名の書く時は、ボールペンではなく、サインペンをおすすめします。
封筒が大きいため、ボールペンだと細くて読みにくくなるのです。
ちなみに油性マジックは、裏に移ってしまう可能性があるので止めた方が良いですよ(；一_一)ｹｲｹﾝｼｬ
そして、封筒はA4サイズ対応の角2号かA4サイズの白い縦型のものを選びましょう。
この封筒のサイズについては、履歴書がA4でもB5でも、共通です。
これらのことを前提として、履歴書の封筒の住所・宛名、裏面、切手の貼り方について紹介していきます。
履歴書の封筒の宛名の書き方は？
履歴書に書いていく字は、郵便番号以外は縦書で記入していきます。
以上のモデルのように記入していくのですが、具体的に注意する点を挙げていきます。
・都道府県名から書き、「丁目」や「番地」を「‐（ハイフン）」で省略しない。
≪宛名≫
・株式会社を（株）と省略しない。
・封筒の中央の部署や担当者などの送付先は、住所より大きい字で記入する。
・送付先にごとに最適な敬称を記入する。
会社・部署・係宛 ⇒ 御中 例：○○商事株式会社 人事部御中
個人名・役職宛 ⇒ 様 例：人事部 人事部長様
≪その他≫
・封筒の左側に赤字で「応募書類在中」、または「○○職応募書類在中」と記入する。
「応募書類在中」は、市販の履歴書には既に印刷されていますが、自分で封筒に記入する場合は、赤のボールペンと枠は定規を使って書きます。
この作業が、なかなか緊張すますので、100均にも売っている「履歴書在中」スタンプを使うと便利ですよ。
履歴書をいくつか応募するなら、重宝します。
また、住所や宛名のバランスをうまく取る自信がないのであれば、鉛筆で薄く文字を書く範囲に○印を付けておくとうまく書けます。
履歴書 封筒の裏面はどうする？
＜裏面＞
・都道府県名から書き、「丁目」や「番地」を「‐（ハイフン）」で省略しない。
・郵送する日付を左上に記入する。
※郵送する日付と、履歴書などの書類の日付は合わせる
履歴書 封筒 切手の貼り方は？
封筒に貼る切手は左上に貼ります。
・切手はまっすぐに貼る。
・料金不足にならないように注意。
切手の柄は、キャラクターものやマンガの切手などや何かの記念切手などではなく、花の絵柄や名所の絵柄など、特別ではないものを選んだ方が無難です。
そして恐れるべきは、料金不足すですが、未然に防ぐために、郵便局の窓口から郵送しましょう。
郵便局の窓口で手続きをした場合は、切手ではなく「郵便証紙」が貼られることが、ほとんどで絵柄などの種類もなく安心なのですが、たまに尋ねられた上で切手を貼られる場合がありますので、一応絵柄を確認しておきましょう。
履歴書 封筒 入れ方や折り方は？
まず、書類は折らずに、上から①送り状②履歴書③職務経歴書④その他の応募書類の順番で送り状が一番上になるように重ねていきます。
たまに履歴書を小さい封筒に三つ折りにして入れてしまう方がいますが、これはマナー的にアウトです。
書類を折ってしまうと、担当者の方が書類をコピーやファイリングする場合に扱いづらくなってしまうからです。
この辺りの気配りは、出来てプラスになることはないかもしれませんが、出来てないとマイナスにはなります。
書類が三つ折りになってことが、選考の決定的ポイントになることは、ほぼないと思いますが、私が勤めていた会社の採用担当者は、すごく気にしていましたので、明らかに心証には影響します。
履歴書購入したときの真ん中から二つ折りの状態、その他の書類はそのままでクリアファイルに入れて封入しましょう。
そして、これらの書類を、汚れにくく折れないようにしましょう。
クリアファイルに入れることで、故意ではない汚れや折れ目が付くことを防げますし、受け取った側も管理がしやすくなります。
履歴書の封筒はどう封をする？
書類を封筒に入れて、封をする前に必ず忘れや抜けがないかをチェックしておきましょう。
- 写真は真っ直ぐかつ剥がれないようしっかり貼られているか
- 誤字・脱字はないか
- フリガナを書き忘れていないか
- 空欄はないか
- 履歴書に署名欄がある場合は、押印されているか
- 住所や学校・会社名などを省略していないか
- 学校の入学、卒業、会社の入社、退社の年度や月は合っているか
- 自分の控え用の履歴書のコピーをしたか
- 送り状・履歴書・職務経歴書・その他の書類が揃っているか
以上の内容をチェックした上で、ノリでしっかりと封をしましょう。
封をした境目には密封マーク「〆（締め）」を記入します。
封の印は「×」では、ありませんのでご注意ください。
最後に、もしメールでの連絡が可能であれば、送付したことをメールで知らせます。
電話するのは、ちょっと迷惑になると思いますから、遠慮しておきましょう。
また、ポストに直接投函するよりは、郵便局で配達を依頼した方が、料金不足や配達の日程を把握出来たりするので、少しめんどうでも郵便局に向かいましょう。
心配症の方は、窓口で依頼すれば配達証明での郵送も可能ですのでおすすめです。
まとめ
就職活動では、何かと煩わしいことが多いと思いますが、何とか踏ん張りましょう。
履歴書の作成や送付を、その企業での最初の仕事だと思い、丁寧に作ることで熱意を伝えましょう。
チェック！！＞＞＞履歴書 資格欄の書き方は？書けるものは？ないときはどうする？