バスで酔いやすい席 酔いにくい席はどこ?酔ったときはどうする?

先日、久しぶりにバスで乗り物酔いになりました。

生あくびと吐き気で辛かったので、今回は乗り物酔いについて対策を紹介していきます。

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バスで酔いやすい席はどこ?

バスで酔いやすい席 酔いにくい席はどこ?酔ったときはどうする?

バスで酔いやすい席が分かれば、事前にそこを避けたいですよね?

乗り物酔いの原因は、バスの揺れによって平衡機能を保っている内耳の前庭や半規管が繰り返し刺激を受けて起こります。

バスに乗っている最中は、前後、左右、上下の揺れに加えて、速度変化や停止などなどたくさんの情報が内耳でキャッチされて平衡感覚を保つために脳へ送らています。

これらは普段の日常ではあり得ない情報量で慣れない刺激でもあるため脳が混乱してしまうのです。

特に上下の揺れは乗り物酔いになりやすい刺激で、一番避けたい揺れと言えます。

この上下の揺れ大きいのはバスの座席の中で後方です。

特にタイヤの上の座席は揺れが大きく伝わるので酔いやすい席です。

さらに換気も前方に比べて十分ではないので、やや酸欠気味で冷暖房が効きやすく服装や体調によっては快適とは言いづらい環境も酔いやすくなる一因になります。

前方が後方に比べて揺れが小さく、視界が広いこともあるので後方に比べると酔いにくい席です。

しかし、当然ながら前方でもタイヤの上の座席は揺れがありますので、タイヤの上の座席は避けた方が良いでしょう。

バスで酔いにくい席はどこ?

バスの座席で酔いにくい席は、前輪と後輪の間の座席と言われています。

もちろん、これは揺れが少ないからです。

しかし、これは理屈の話であってどの席にいても酔う可能性はあります。

乗り物酔いは、内耳から送られる平衡機能を保とうとする情報量の多さで脳が混乱して起こるとお話しましたが、視覚から送られる情報も影響します。

バスの中で近くを見たり、揺れが小さいからと読書をしたり、スマホを見たりすのは酔う原因になります。

そのため、移動時間で暇で暇で仕方がない場合でも、外の景色を見るなど出来るだけ遠くを見るのが乗り物酔い対策としてはおすすめです。

バスの前方が視界が広くて酔いにくいというのは、大きな窓があって遠くが見やすいということと関係しています。

具合が悪くなる方が暇な時間より辛いと思いますので、音楽を聴いたり、寝るなどしてやり過ごすのが無難です。

他にも空腹、満腹、酒酔い、寝不足、ストレスや不安感も酔いやすくなる原因になりますのでご注意ください。

乗り物酔いが心配な場合は、酔い止めに頼りましょう。

バスで酔ったときはどうする?

視界が広い席や揺れが少ない席を選んでもよってしまったり、都合の良い席がなく酔ってしまった場合はダメ元で次のことを試してみて下さい。

バスで酔ったときの対策

  • 頭部を冷やす
  • 腹式呼吸
  • ツボ押し
  • 甘いものを食べる
  • 眠る

頭部を冷やすのは、割と鉄板の対策ですが楽になったという声も多いです。

腹式呼吸は慣れない方には難しいかもしれませんが、頭部を冷やすと並ぶ鉄板対策です。

自律神経を整える内関、神門といったツボを押さえるのも自分で手軽に出来るので試してみて下さい。

ツボ押し内関と神門

バスで酔いやすい席 酔いにくい席はどこ?酔ったときはどうする?

特に内関は乗り物酔い対策に使われるツボとして有名です。

また、アメやチョコなどの甘い物を食べて血糖値をあげることで頭をスッキリさせたり眠るのも一つの手です。

もし、休憩でバスを降りることが出来るなら必ず降りて外の新鮮な空気をましょう。

これらの対策を行えば、乗り物酔いが楽になるはずです。

まとめ

バスで酔いやすい席はどこ?

  • 揺れが大きい後方の特にタイヤの上の座席

バスで酔いにくい席はどこ?

  • 理屈では前輪と後輪の間の座席

バスで酔ったときはどうする?

  • 頭部を冷やす、腹式呼吸、ツボ押しなど
  • もし休憩があれば、外で新鮮な空気を吸う

≪参考書籍≫
吉川信. つらい痛みや困った症状に押すもむさするツボ&マッサージ.朝日新聞出版, 2014,73,97