さらさら 鼻水が止まらない!アレルギー?止める方法はある?

2016年10月6日

何だか急に鼻水が止まらない!

そんな経験ありませんか?

私も、ある資格試験の途中に鼻水地獄に襲われて、しっかり勉強していったにも拘わらず、時間ギリギリでした。

そして、結果もギリギリでした・・・(-。-;)ギリゴウカク

このように、試験中に鼻水地獄に襲われたら、たまりませんけど、仕事中や接客中など人前だともっとイヤになります。

さらに、さらさら鼻水は、次から次へととめどなく流れてくるので、ティッシュの消費がハンパないです。

「早く止まってくれぇ」と心で叫んでも止まってくれません。

そこで、今回は急にくるさらさら鼻水の原因や止める方法について紹介していきます。

Contents

さらさら 鼻水が止まらない!

さらさら 鼻水が止まらない!アレルギー?止める方法はある?

冒頭では、鼻水をやっかいもののように紹介しましたが、鼻に侵入した異物や刺激物を外に出そうとする、大切な防御反応です。

ウイルスやホコリなどの異物を吸い込むことで、鼻の粘膜が刺激されると、神経反射やアレルギー反応によって鼻水が出るのです。

鼻の粘膜が刺激して鼻水をともなう疾患には、風邪・鼻炎・鼻腔炎などがあります。

最初にさらさら鼻水の原因について紹介していきます。

さらさら 鼻水と風邪

風邪は、さらさら透明鼻水の原因を考える上で一番最初に思い浮かぶものでしょう。

風邪の初期症状には、さらさらとした透明な水っぱながつきもので、風邪のウイルスが鼻に侵入して、粘膜を刺激して鼻水がたくさん出ます。

症状は、鼻水以外にも鼻づまり、発熱や頭痛があります。

また、さらさら鼻水は、数日するとドロッとした鼻水に変わります。

さらさら 鼻水とアレルギー性鼻炎

次に最近増加しているのがアレルギー性鼻炎です。

有名な花粉症もアレルギー性鼻炎に含まれます。

アレルギー性鼻炎は、原因物質(アレルゲン)が、体内に侵入してアレルギー物質を作り、鼻の粘膜を刺激して鼻水、鼻づまり、くしゃみなどの症状を起こします。

原因となる花粉の飛ぶ季節にだけ症状が起こる季節性アレルギー性鼻炎と、ハウスダストやペットの毛などを一年通して原因物質が存在する通年性アレルギー性鼻炎があります。

さらさら鼻水のほかに発作的なくしゃみ、繰り返し起こる鼻づまり、目や鼻のかゆみがある場合はアレルギー性鼻炎の可能性があるかもしれません。

さらさら 鼻水と血管運動性鼻炎 寒暖差アレルギー

アレルギー性鼻炎と同じような症状ですが、鼻や目のかゆみは起こりません。

はっきりとした原因は、明らかになっていませんが、自律神経の働きが鈍くなることで発症すると考えられています。

また、寒暖差アレルギーなどとも呼ばれており、朝晩や室内外の気温差で起こることもあるようです。

自律神経の働きが鈍くする要因は様々ですが、代表的なものは精神的なストレス、タバコの煙、飲酒、睡眠不足や疲れなどがあります。

そして、わずかな刺激にも鼻の粘膜が敏感になり、鼻づまり、鼻水、くしゃみが続くことがあります。

血管運動性鼻炎がやっかいなのは、原因が特定できないことと、症状がすぐ治まることもあれば、長期間続くこともあるというところです。

さらさら 鼻水と急性副鼻腔炎

風邪をひいた後の細菌感染が原因で急性副鼻腔炎になる場合がほとんどで、初期症状で風邪をひいたときのようなさらさら鼻水が出ます。

その後は、ドロッとした鼻水になり、鼻づまり、炎症の広がり方によって頭痛や顔面痛などの症状が出ることもあります。

元々アレルギー性鼻炎を持っている人が風邪をひくと急性副鼻腔炎にまでなってしまうことがしばしばあるようで、急性副鼻腔炎になって初めて、アレルギー性鼻炎があることを知る人も多いみたいです。

さらさら 鼻水はアレルギー?

さらさら鼻水の原因のところでも紹介しましたが、最近アレルギー性鼻炎の方が増加しているそうです。

冷暖房の使用のため窓を閉め切っていることや大気汚染、花粉量の増加など、アレルギー性鼻炎の増加の原因は様々な要因があります。

また、アレルギー性鼻炎だと自覚していない方も多く、突発性のくしゃみや鼻水に悩まされていても風邪の初期症状と勘違いしている方も多いようです。

私もその類の人間で、ずっと自分がアレルギー性鼻炎だと思っていませんでした。

アレルギー性鼻炎には、花粉症などの季節性アレルギー性鼻炎とハウスダストなど季節に関係なく症状を起こす通年性アレルギー性鼻炎があると紹介しました。

このどちらか片方だけでも、アレルギーをもっていると辛いですが、両方持っているということもあります。

症状については、どちらも鼻水、鼻づまり、くしゃみ、目や鼻のかゆみなどが主なものです。

季節性アレルギー性鼻炎は原因となる植物の開花時期、通年性アレルギー性鼻炎の場合、冬に特に強い症状が出ます。

アレルギー性鼻炎を予防するためには、原因物質を絶つことです。

原因物質のほとんど呼吸によって体内に入ってくるため、マスクをすることが対策として有効です。

アレルギー性鼻炎 主な原因物質

[ハウスダスト]
ダニ
犬・猫・鳥などのペットの毛や羽根

[花粉]
春:スギ、ヒノキなど
夏:イネ科など
秋:ブタクサ、ヨモギなど

少しでも心当たりがあれば、マスクをしたり、部屋の換気をしたりなどしてみて下さい。

また、十分な睡眠やバランスのとれた食生活などの体力面も大切です。

そして、病院では、くしゃみ、鼻水などの症状がアレルギー性の反応であるかどうかを調べることも出来ますし、アレルギー反応である場合は、その原因物質が何かを調べることも出来ます。

さらさら 鼻水を止める方法はある?

いくら鼻をかみ続けても鼻水は止まりません。

本当に緊急で一時的な方法としては、ツボ押しなどしのぐという方法もありますが、全てのケースに対しての解決策になるかは、正直分からないところです。

ツボ押しをしてもしのげないという場合は、お医者さんに診てもらうのが一番ですが、忙しい中ではちょっと無理と言う場合には、やはり薬に頼るしかありません。

結論からお話してしまうと、鼻水をちゃんと止める方法は薬しかありません。

引用元:All About

と、専門家の方も言っておられます。

基本的には市販薬で鼻水・鼻づまりに効くと書いてあるタイプの薬を使うことになると思ってください。

ただ、市販薬と言ってもスイッチOTC薬という処方薬から市販薬になった薬剤が、今では増えています。

特に即効性を求めるなら鼻にシュッとする点鼻薬がおすすめです。

そして、点鼻薬には血管収縮剤を含むものと含まないものに分けることが出来ます。

二つの違いは、効能にあるのですが、血管収縮剤を含む点鼻薬は本当に即効性がありますが、一度使用すると次の使用まで2~3時間程度の時間を空けないといけません。

この時間は、製品によって違いますが、用法容量を間違ってしまうと、

かえって鼻づまりが起きます。

そのため、花粉症などで使う機会が多い場合には不向きでしょう。

血管収縮剤を含む点鼻薬は、本当に緊急なときのとっておきです。

そして、血管収縮剤を含まない点鼻薬は、含むものと比較すると即効性は弱くなりますが、継続して使用するのには向いています。

10分~15分を掛けてじわぁっと効いてくるようなイメージです。

掲載している点鼻薬は、参考程度に掲載しているので、購入の際は薬局で薬剤師さんに相談して下さい。

また、点鼻薬は優れものですが、病院で診察を受けて治療を受けたほうが、何よりも安心です。

鼻水地獄経験者としては、点鼻薬で一旦、鼻水地獄をしのいだら病院に行くことをおすすめします。

まとめ

さらさら鼻水について、どうだったでしょうか?

さらさら鼻水で困ったことがある方って、意外といてびっくりします。

そんな方は、結構バッグの中に点鼻薬を忍ばせていますよ。