白髪を抜くのはダメ?染めるのどっちがいい?どうするのがイイ?

2017年2月24日

30歳を過ぎると男女問わず、髪の毛の悩みが出てきます。

薄毛が大きな悩みの種になりますが、それと同様に白髪も35歳前後に増えてきます。

この白髪、どの対処していますか?

小さい頃よくお爺ちゃんやお父さんの白髪を抜いてたという経験をお持ちの方も多いでしょう。

その経験から1・2本程度だったら抜いてしまうという方、多いのではないでしょうか?

でも、本当に抜いてしまっていいの?

そして、抜かずに染めるという方もいるでしょう。

今回は、30~40代白髪出始め時期の白髪の対処法について紹介していきます。

Contents

白髪を抜くのはダメ?

白髪を抜くのはダメ?染めるのどっちがいい?どうするのがイイ?

白髪はふとしたときに気づくということもあってか、抜いて対処するという方が多いです。

たしかに出先とかだと、切ったり、染めたりは出来ないので、抜くのが一番手っ取り早い方法ですよね。

しかし、もしあなたが髪の毛を大切にしたいのなら、白髪を抜くのはNGです。

なぜなら、白髪を抜くと毛穴に強いダメージを与えてしまうからです。

髪の毛が黒いのはメラニン色素を含んでいるからなのですが、白髪が生えるのは、その毛穴からはメラニン色素が十分に供給されていないということです。

そのため、同じ毛穴からは大抵白髪が再び生えてきてしまいます。

そして、また抜いてしまう。。。

こんなことを繰り返していると、やがてダメージを受け続けた毛穴からは白髪すらも生えてこなくなります。

また、髪の毛を抜いたときの刺激で頭皮に炎症を起こしたりすることもあります。

これは、髪の毛や頭皮の健康を守る上では、由々しき事態です。

黒髪の中に1本白髪あるとつい抜いてしまいたくなりますが、我慢しましょう。

白髪は抜くのと染めるのどっちがいい?

白髪を抜く以外に白髪対処法として、定番なのは白髪染めです。

見つからない白髪も一網打尽出来るので、いちいち白髪を見つけて抜くよりも手間はかかりません。

それに、真っ黒になった髪の毛で一気に若々しさが増します。

髪の毛が少し伸びてきたり、日が経って色が落ちてくると、再び白髪染めをするでしょうから、月に1回くらいのペースで白髪染めをすることになるでしょう。

やっぱり、白髪は抜くよりも染めた方が良いような気がしますよね。

ただ、染めるのも髪の毛にはダメージになります。

カラーが黒だと何だか髪の毛の傷みが少ないように感じますが、そんなことはありません。

白髪染めは、薬剤の力で髪の毛を膨張させて毛髪の表面(キューティクル)を開き、色素を髪内部に浸透するようになっています。

キューティクルが開くと、髪内部に閉じ込めてあった水分や栄養分が流出していまい、髪のパサつきや切れ毛、枝毛の原因になります。

また、この薬剤も色素も化学物質である場合は、それ自体も髪の毛や頭皮にダメージを与えます。

特に市販の白髪染めは、簡単にしっかり自分で染めれるように作らているため、美容院などで使われるものよりも強い薬剤が使われている傾向にあります。

そのような薬剤で白髪染めを繰り返していた、白髪以外の髪の毛の悩みが出来てしまうかもしれません。

白髪を抜くVS染めるなら、「染める」に軍配が上がると思いますが、染めることも髪を傷めています。

同じカラーリングでも、白髪の出始め程度の本数や部分的な白髪なら、髪の毛の表面に色を塗るヘアマニュキュアの方がダメージが少ないのでオススメです。

白髪染めをするなら美容院などでプロにお任せするのが良いと思いますが、毎回はなかなかの出費になってしまいますよね。

ですから、せめて3回に1回くらいはプロにお任せすることをオススメします。

そして、自分染めでもプロに染めてもらっても、必ずトリートメントをしておきましょう。

白髪 抜くのがダメならどうするのがイイ?

今のところ白髪の対処法として出た判定は、以下の通りです。

白髪の対処法

白髪を抜く⇒毛穴にダメージがあり、頭皮や髪の毛への影響する可能性がある

白髪染め ⇒髪の毛や頭皮にダメージがあり、髪の乾燥などの原因になる

どちらも白髪の対処法として手軽さはありますが、髪や頭皮にダメージがあるのは困りますよね?

出来るだけ髪や頭皮を傷めずに出来る白髪の対処法としてオススメなのは、白髪を根元からはさみで切ることです。

白髪の出始め程度の本数なら、この方法が一番良い手だと思います。

白髪を切ってしまえば、毛穴、頭皮、髪の毛は傷みませんし、何より手軽で出先でも対応できます。

そして、短く切ってしまえば結構目立ちませんよ。

私もちっちゃい眉毛カット用のはさみを持っています。

これからもっと年を取った時に髪の毛の悩みを増やさないためにも、若い頃からのケアあが重要です。

出来るだけ髪や頭皮を傷めないためにも白髪が気になっても抜かず、染めず、短く切っていきましょう。

check!!>>>白髪を改善する方法や治療はある?白髪が改善した人はいる?

まとめ

check!!白髪を抜くのはダメ?

  • 毛穴に強いダメージを与えてしまい、繰り返すと生えなくなる
  • 頭皮に炎症を起こしたりすることもある
check!!白髪は抜くのと染めるのどっちがいい?

  • 抜くVS染めるなら、「染める」だが、髪の毛や頭皮にダメージがある
check!!白髪 抜くのがダメならどうするのがイイ?

  • 白髪初期なら短く切るのが良い

参考書籍
細川ひろ子. “第2章 大人の髪のSOS". 解決!大人の髪のSOS.講談社, 2014, 82-83, 86-88
植木理恵. “第4章 これからのおしゃれ". おとなのヘアケア読本.技術評論社, 2013, 112-113
山崎伊久江. “第5章 髪をよくするヘアケア、悪くするヘアケア". 髪は弱酸性でどんどんよくなる.ジュンク堂書店, 2011, 186-188
戸賀敬城. “第2章 男の髪ルール”. デキる男の正解美容.講談社, 2013, 98-99