マイナンバーはいつから?手続きはどうするの?何ができるの?

2015年9月23日

いよいよ、マイナンバー制度の施行が近付いてきました。

良いか悪いかは、度々ニュースでも取り上げられていますが、もう施行決まっちゃってますから何を言っても遅いです。

今日は、マイナンバー制度について最低限知っておきたい知識を紹介します。

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マイナンバーはいつから始まるの?

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マイナンバーとは、国民一人ひとりが持つ番号のことで、正式名は「社会保障・税番号制度」と言います。

既に導入している国は、アメリカ、韓国、スウェーデンなど、いくつかの国が利用する内容は、違えどマイナンバーがあります。

さて、日本では、このマイナンバーはいつから始まるのでしょうか?

平成27年10月に住民票の住所にあなたのマイナンバーが通知されます。

動画にはありませんでしたが、実際にマイナンバーが必要となるのは平成28年1月からです。

マイナンバーの手続きはどうするの?

マイナンバー導入で気になる点で、手続きはどうするんだろうと思いますよね?

手続きが、面倒じゃないかなとか、忘れたらどうしようという方もいると思います。

テレショップみたいですが、面倒な手続きは一切不要です。

先に紹介したように、各市町村から平成27年10月に住民票の住所にあなたのマイナンバーが通知されます。

そして、マイナンバー通知後に各市町村に申請すると、平成28年1月に個人番号カードなるものが交付されます。

個人番号カードの申請書は、10月のマイナンバー通知カードと一緒に送られてきます。

個人番号カードには、氏名、住所、個人番号などが記載されており、データとしては身分証明書程度などに限られるそうです。

所得や病気の履歴などのプライバシー性の高い情報は記録されないようです。

また個人カードには、顔写真が貼られているのですが、これはスマートフォンで撮ってネットで申請することも可能なようです。

正式な身分証明書にスマホで撮った顔写真だなんて時代を感じます。

とにかく、10月に通知が来れば、一応マイナンバーの手続きは、それで完了です。

ただし、この10月に送られてくる通知カードは、顔写真が入っていないので、身分証として使う時には、別途で顔写真が入った証明書などが必要になる可能性があります。

ですので、個人番号カードは、交付してもらいましょう。

ちなみに発行手数料は、無料です!

マイナンバーで何ができるの?

このマイナンバーですが、一体なにに使われ、何に使えるのでしょうか?

まず、年金・雇用保険・医療保険の手続や生活保護・児童手当その他福祉の給付手続きなどの公的機関への手続きです。

また、確定申告などの税の手続、災害時の被災者への支援金の支給や被災者台帳の作成事務にも使われるようです。

今までひとつの手続きをするのに色んな機関に出向いての書類の取得(例えば住民票)などをしないといけませんでした。

マイナンバーを使って各行政機関が連携しますので、面倒だった役所の手続きがマイナンバーを導入することで簡単になると思っておきましょう。

主に、身分証明証として本人照会に使われるということでしょう。

政府の目的としては、公正かつ早く正確なサービスを提供するためにマイナンバーを導入すると言っています。

また、マイナンバーを導入することで生活保護の不正受給や所得隠しなどの不正を防止するためにも役立てるようです。

まじめな人が、馬鹿を見ない社会作りに貢献すれば、何よりも大きなメリットでしょう。

まとめ

1.マイナンバーはいつから始まるの?
 ・平成27年10月に通知がくる
 ・平成28年1月から個人番号カードを交付、及び利用開始

2.マイナンバーの手続きはどうするの?
 ・手続きは不要
 ・個人カードを使う場合は、役所に申請する

3.マイナンバーで何ができるの?
 ・公共機関がマイナンバーを使って連携するため、手続きが円滑になる

≪参考≫「社会保障・税番号制度内閣官房」ホームページ

いよいよ導入マイナンバーの基礎知識どうだったでしょうか?

私は、面倒くさがりなのでマイナンバーは、便利だと思います。

ただ、デメリットとして個人情報の流出や悪用について指摘されます。

政府のデータへのセキュリティ対策は、よく取り上げられています。

マイナンバー制度は失敗するとなかなかツケが大きそうですね。

今後も注目していきたいと思います。