ローズマリーの育て方 鉢植えではどうする?水やりは?虫はくる?

料理の香りづけやスパイスに重宝するローズマリー。

お肉やお魚と一緒に料理するだけで、いつもと違ったちょっとヨソ行きの料理になりますよね。

今回は、あれば料理に使いたくなるハーブ、ローズマリーの育て方について紹介します。

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ローズマリーの育て方 鉢植えではどうする?

ローズマリーの育て方

ローズマリーは、非常に丈夫であるため、とても人気のハーブです。

これからハーブ菜園やガーデニングを始めたい方にもおすすめの植物です。

私は、とりあえず一株あれば十分なのと、早く使いたかったので、苗から育てることにしました(^o^)

植え付けは、一般的に春(3~4月)か秋(9~10月)になります。

ローズマリーの育て方 どんな種類がある?

ローズマリーには、垂直に伸びる「立性」、地を這うように広がる「匍匐(ほふく)性」、そして地を這うように広がったかたと思ったら途中から垂直に伸びる「半匍匐性」という3つの性質のものがあります。

園芸屋さんに行くと必ずどのタイプか分かるようにラベルがついています。

今回、私が育てているのは「匍匐(ほふく)性」のものですが、「立性」、「半匍匐性」でも育て方自体は大きく変わりませんが、植物の広がり方が違うので鉢の種類に影響を与えます。

例えば、匍匐(ほふく)性のローズマリーを高い場所に配置すると、大きくなれば垂れるように伸びていくので、ちょっとおしゃれな感じになります(*^_^*)

ローズマリー匍匐性

高いところから垂らすようにしたい場合は、塀にハンギングできるような鉢になります。

こういったことを考えるのも、植物を育てる楽しみになります。

ローズマリーの育て方 寄せ植えはできる?

ローズマリーの寄せ植え

花屋さんで見かける寄せ植えにチャレンジしてみたくなりますよね(*^_^*)

一つの鉢に何種類もの植物が植わっていると見た目にも華やかで、作物として収穫できる上に目でも楽しめるという一粒で二度おいしいのが寄せ植えです。

もし、ローズマリーを寄せ植えをするなら垂直に伸びる立性のものが良いでしょう。

寄せ植えをする上で大切なのは、寄せ植えする植物同士の相性です。

例えば、ローズマリーは多年草で乾燥を好み、日当たりと風通しが良い状態が最適な環境です。

なので、同じ生育環境のものであればタイム、セージ、ラベンダー、オレガノ当たりが相性が良い植物になります。

寄せ植えする場合は、植物同士の間隔を空けないと成長したときに混み合ってしまい風通しが悪くなってしまいますので、植える時は間隔に注意してください。

ただし、ローズマリーは生育が他の植物を圧倒するくらい旺盛ということもあり、ローズマリーの寄せ植えは上級者向きなような気がします。

ローズマリーの育て方 コンパニオンプランツになる?

無農薬で野菜をつくるときに知っておきたいのが、コンパニオンプランツの知識です。

ローズマリーは、植えることでモンシロチョウやヨトウムシの防虫効果が期待できます。

なので、キャベツ、ニンジン、マメ類との相性が良いです。

野菜を育てる上で、虫を防除してくれるのはすごく嬉しいことで、特にキャベツのモンシロチョウ被害は、半端ないのでありがたいコンパニオンです(ToT)ヒガイシャデス

ただし、キャベツの収穫が終わったらローズマーリーは一人ぼっちなりますし、ローズマリーの生育を考えるとスペース的に鉢植えに向いているかは疑問です。

キャベツを収穫した後は、その鉢をローズマリー専用にするのなら良いかもしれませんね(*^_^*)

ローズマリーの育て方 土はどうする?

ローズマリーは乾燥した環境を好みますので、ローズマリーを育てる場合は、土に求めることは水はけが良いことです。

その条件さえしっかり満たしてしていれば、用土はホームセンターなどで見る事前にブレドされた培養土で問題ないです。

また、鉢の底に底石を敷くと通気性と排水性がよくなります。

私は、鉢が重くなるのが嫌だったので軽石を敷きました。

他にもいろんな植物を育てる場合は、様々な土をブレンドすると、植物それぞれに合った土を作ることができるので、すごく便利です。

ローズマリーの育て方 土のブレンド

土のブレンドは、それぞれの土地の土が違うように、これが正解というものがありません。

なので、ローズマリーの土をブレンドした時の配合割合を参考として紹介します。

赤玉土(中粒)3:バーミキュライト1:軽石2(小粒):腐葉土2でブレンドしました。

バーミキュライトは、少し鉢を軽量にしたかったので配合しただけなので、赤玉土4でも良いです。

ちなみに肥料は土には配合していません

タイムとラベンダーも同じブレンドの用土で育てました。

ローズマリーの育て方 水やりはどうする?

ローズマリーは、水やりが他の植物と比べて不要な植物です。

また、肥料もさほど必要でないため「放置で良いハーブ」のような紹介をされたりもします。

しかし、植物ですので水をあげないと枯れてしまいます。

本などを見ると、土の表面が乾いたら水をあげると書いていますが、意外と水をあげるタイミングが難しい植物です。

ローズマリーの育て方 水やりの頻度

まず確実にあげないといけないタイミングは植え付け、植え替えの時です。

それ以外は、ローズマリーの葉が細くなった時で、基本的にほとんど水をあげなくて良いです。

水の量は、鉢の底から水が出てくるまでです。

私は、ベランダで一日に数時間日が当たる半日陰の環境で育てています。

当たる日は真昼から夕方の西日です(ほんとは午前中に日が当たる方が植物には良い)。

そんな条件を立てた上で、私の夏の時期以外は水を上げた記憶がありません(笑)

5月の下旬からやや暑くなってきてから、なんだかいつもより葉が細くなっていると思ってからは、様子を見ながら週に1回程度は水をあげていました。

また、水やりの2回に1回程度の頻度で水に混ぜるタイプの液肥を与えています。

葉が細くなったかどうかは、正直な話、毎日に近いくらい見ないと気づかないと思います。

それぞれの環境条件で水を上げる頻度は、全く異なると思いますが基本的には水は控え目で水はあげずとも様子は見てあげるのが良いと思います。

ローズマリーの育て方 虫はくる?

ガーデニング及び家庭菜園をするときに一番懸念されるのが、害虫です。

見た目も最悪、駆除も大変、作物もなくなるという最悪三拍子がそろっています。

その点、ローズマリーは虫が付きにくいことで有名です。

そんなこともあって、ローズマリーのプランターだけ虫除けのアルミホールをしていません(*^_^*)

他にも虫が来そうな植物を植えていたからかもしれませんが、ローズマリーに虫がついているのを見たことはないです。

また病気にもかかりにくいので非常に扱いやすい植物です。

まとめ

ローズマリーの育て方の育て方についてどうだったでしょうか?

ローズマリーは、生育も旺盛で収穫まで経験できる可能性が99%の非常に育てやすいため、家庭菜園をする喜びや楽しみを知るのに最適なハーブです。

野菜を育ててみると分かるのですが、本当にローズマリーは手のかからない出来た子です。

今回の内容的は、私の経験の上のものがほとんどですので、ひとつの例だと思って参考にしてみてください。