ビタミンDは皮膚で合成される?欠乏すると?ビタミンDをつくろう!
ビタミンDは、カルシウムと並ぶ骨に大切な成分です。
なんと現代人は、このビタミンDが不足しているのです。
その理由の一つに、日に当たらないことが挙げられます。
今回は、ビタミンDについて紹介します。
Contents
ビタミンDは皮膚で合成される?
栄養素は普通、食事などで摂るイメージですが、ビタミンDはなんと日光に当たることでも生成されます。
もちろんビタミンDは食べ物でも摂取できますが、ビタミンDを多く含む食べ物は魚です。
現代では、食の多様化で魚を毎日食べる方も減ってしまっています。
食事で摂れないなら、日に当たることが必要になるのですが、多くの方は日焼けを嫌って紫外線対策をしています。
そのため、日光に当たることで得られるビタミンDの量も現代人は不足しています。
ビタミンDは皮膚でどうやって合成される?
日光に当たることでビタミンDが合成されるというのは、なかなかイメージしにくいですよね?
日光に当たってビタミンDが合成される仕組みを紹介します。
まず、人間の皮膚のコレステロールが代謝してプロビタミンD3ができ、プロビタミンD3は紫外線を受けることでプレビタミンD3になります。
プレビタミンD3は、数日をかけて体内でビタミンDとなります。
さらに、ビタミンDは、二つの活性型ビタミンDになります。
この活性型ビタミンが、人間の生命維持に欠かせないものとなっています。
ビタミンDが欠乏するとどうなる?
ビタミンDが不足すると、疲れやすくなったり、精神的にも鬱ぎみになると言われています。
また、骨粗鬆症、骨軟化症で骨がもろくなったり、免疫力の低下で他にも様々な病気が推測されます。
最近、疲れやすいや皮膚がかゆいという方も、もしかするとビタミンDが足りてないかもしれません。
日本で多く推奨されている欠乏症を招かない最低ラインは、大人で5μg/日といわれています。
アメリカの研究機関では、15μg/日程度の摂取が必要と考えられているようです。
これを補うには、魚を毎日食べて、最低でも週に2回、5~30分の間の日光浴をする生活が必要になります。
なかなか簡単ではないですよね?
この生活習慣を見ると、いかにビタミンDが不足しているかがイメージできます。
ビタミンDを皮膚で合成しよう!
ビタミンDが大切なことは、分かっても過度な日焼けは嫌ですよね?
日焼けが気になる方は、手のひら以外に日焼け止めクリームを塗って、手のひらで紫外線を浴びる方法でもOKです(*^_^*)
午前10時から午後3時の日光で、週に2回程度の5~30分の間の日光浴でがおすすめです。
日程は週に2回じゃなくても、1日に合計3~5分手のひらをかざすというのでもいいでしょう。
それと、たまに魚をメニューに入れましょう。
特に鮭の切り身やさんまは、ビタミンDが豊富ですので、おすすめです。
最近はサプリメントもたくさん利用されていますが、ビタミンDの過剰摂取は食欲不振や心臓不整脈などで健康にマイナスで働くことがあるので注意しましょう。
まとめ
今日は、ビタミンDの必要性について紹介しました。
社会人は、体が資本です。
健康は、お金で買うのが難しく、毎日の積み重ねが大切です。
ご自愛してください。
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